何十年もつけるものだからこそ、知って欲しい指輪のハナシ
先日札幌にある指輪工房「金工社様」にお話を聞きました。気軽に指輪の制作体験も出来て、観光客だけではなく、地元の方にも人気があるスポットです。
プロポーズの時、結婚の時にはほとんどの方が購入するであろう指輪。
最近は唐沢寿明さんは結婚式も指輪も新婚旅行もなかったと言っていて、「本当に夫婦の形って色々なんだな」と思いました。少し脱線しましたが。
皆さん、指輪を選ぶ基準ってなんですか?
値段ですか?
ブランドですか?
それとも「とにかくでっかいダイヤさえ付いていれば何でもいい!」ですか?
選ぶ基準は人それぞれで全然構いません。
でも、指輪のことを少し知ってから選ぶ基準を考えませんか?
指輪の重さ
僕はアクセサリーは付けたことがなかったので、指輪も結婚するまではめたことはありませんでした。念願の結婚指輪をはめてウキウキで出社したのですが、デスクワークをしているとなんだか肩が重いのです。おかしいなと思ったら原因は「指輪」にありました。銀の輪っかが自分にこんなにダメージを与えるものとは思ってもいませんでした。女性はアクセサリーはつけていると思いますが、急にゴツい腕時計を付けたら腕が疲れた。なんて経験ありませんか?
ちなみに僕は腕時計もつけない人間だったので、余計に重く感じたのかも知れません。
指輪とひとくくりに言っても、素材によって重さは違います。金工社さんは「比重」と言っていましたが、同じ大きさの指輪を作っても、重さが違ってくるということです。
シルバーを1とすると、
ゴールド(18金)は1.5、
プラチナは2になるそうです。
単純に考えるとプラチナはシルバーの倍重いということになります。
なので華奢な方にはプラチナは少し重く感じてしまうかも知れません。
素材
日本人の9割はプラチナリングをつけていると言われています。
重さは先ほど述べた通りですが、先にそれぞれの素材の歴史をお話しますね。
プラチナの歴史は100~200年前と言われているそうです。これはとても歴史が浅いです。なぜならばゴールドは8000年前、シルバーは5000年前と歴史がとても古いのです。どうしてプラチナの歴史が浅いかというと、加工するのがとても難しかったそうです。指輪としてできるまでの技術がまだなかったということになります。
ブランド
一生に一度の買い物です。もし憧れのブランドがあれば買ってみたいですよね~!値段を見て、ふと冷静になる方もいるかもしれませんがw
どんな買い物もそうですが、高い金額の買い物は特に冷静に考えることはとても大切です。
ブランドも高いからこその理由があります。信頼性だったり、クオリティだったり。また、老舗ブランドには歴史があります。物語があります。その物語に共感して、そこのブランドを集める方もいます。
高いから買わない!ではなく、逆にブランドに価値を見出して多少高くても購入に踏み切るか、という考え方もアリだとおもいます。