プロポーズ場所選びは慎重に！

前回は「何のためのプロポーズか」というテーマでしたが、今回は「どこでプロポーズをするか」というテーマで、実際の体験談も交えてお話したいと思います。前回のコラムを読んで、プロポーズに向けて一歩踏み出そうと決意したそこのあなた！その決意はすばらしいのですが、プロポーズの場所はどこでもいい訳ではありません。

三度目の正直

僕のお知り合いにとあるご夫婦がいました。ご主人が奥さんにプロポーズをして、結婚して…と順調に思えるこのご夫婦。実はご主人、二度ほどプロポーズを断られているんです。なので先ほどの文章も、正確にはご主人が奥さんにプロポーズをして（×三回）、結婚して…ということになります。どうして奥さんは二度も断ったのでしょうか。実はこの二回、一回目は酔った席で、二回目は自宅の部屋だったそうです。酔った勢いはもってのほかですが、仕切りなおして自宅でプロポーズをするも、「やり直して！」と断られたそうです。そして三度目にレストランで改めてプロポーズは大成功。これは奥さんが望んでいたものが、「言葉」ではなく場所という「雰囲気」だったからではないでしょうか。

緊張感は必要

前回のコラムにも書きましたが、プロポーズは「女性の気持ちを考えてほしい！」んです。それは場所選びも同じ。自宅でプロポーズすることを全否定するつもりはありません。あるお笑い芸人が朝起きて、彼女の朝食を作る姿を見て、思わず「結婚しよう」と伝えたエピソードはとてもほっこりしました。しかし、自宅は生活をする場所なので、どうしても緊張感はありません。家に帰ってきて、化粧を落としてパジャマ姿にもなれば、緊張感は微塵も感じられませんよね。女性にとっても男性にとっても、プロポーズにはある程度の緊張感は必要です。そしてワクワク感と高揚感のあるプロポーズは、二人にとって記憶に深く刻まれていきます。