プロポーズプロデューサー山中が語る「プロポーズしない男とは結婚してはダメ!」 vol.1

vol.1 プロポーズは誰のためのもの?

 

私は日本でただ一人の「プロポーズプロデューサー」として、北海道を拠点に活動しています、山中淳一と言います。肩書についてはまた後日語るとして、このタイトル面白いと思いませんか?「プロポーズしない男とは結婚してはダメ!」この言葉はいつも婚活相談にいらっしゃる女性の方に伝えるんです。このコラムを見ている人は、結婚式に向けて動き出している方でしょうか。それとも、彼がなかなかプロポーズをしてくれない!と悩んでいる方でしょうか。「入籍したから私にはもう関係ない話」ではないんです。それについては、連載を重ねていくうちにわかると思います。思わず彼に、旦那様に見せたくなるようなコラムを書いていきます。これからどうぞよろしくお願いします。


公開プロポーズは公開処刑?!

色んなシチュエーションのプロポーズは、カップルの数だけ存在します。中でもよく聞くプロポーズに「フラッシュモブプロポーズ」があります。レストランでお客さんや店員さんと思っていた人が突然踊りだして、いつの間にか彼も踊りだしていて、レストラン全体が盛りあがった中でプロポーズをする、というもの。また、とある水族館のイルカショーでアシカが「〇〇さん結婚してください」の横断幕をもってきて、プロポーズする、というもの。このような一般客も巻き込んだ公開プロポーズは賛否両論があります。当人たちは大感動!の反面、周りは冷ややかな方もいるかも……いや、むしろ彼女もその瞬間は嬉しい!って思っても、冷静に考えたら恥ずかしい!と思っているかも知れません。実際にフラッシュモブでサプライズされた新婦が、離婚を決意したなんてことも話題になりました。

プロポーズは女性のために考えてほしい

フラッシュモブなどの公開プロポーズって、男性からすると「俺が考えてプロポーズやってやったぞ」感が強いんですよね。ドヤ顔しそうな勢いです。お金と時間をかけたら彼女は絶対に喜んでくれる。これはもはや自己満足の世界なんです。男性というものはそういう生き物ですし、その気質を否定する気はまったくありません。私がそうですから(笑)しかし、プロポーズは「俺」のためのものではありません。100%「彼女」のためのものです。もちろん、彼女のためを思ってフラッシュモブを考えた人もいると思います。それで彼女が喜んでくれているなら、それでいいと思います。そうやって「彼女」のためと考えてプロポーズを考える人が少ないことを憂いているのです。レストランでもいいんです。水族館でプロポーズしてもいいんです。同じ場所でも、個室のレストランだったり、水族館も人のいない場所や時間帯を狙ったり。ここなら彼女は喜んでくれるのかどうか。プロポーズってそんな風に考えてほしいと思っています。

 

続く……

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